今回のブログでは、3月29日(金)にてアメリカ創価大学(SUA)のキャンパスで行われる興味深いイベントについてお話ししたいと思います。このイベントでは、ノーベル委員会副委員長であるアスラ・トーヤ博士とSUA理事会メンバーの1人であるアンドレア・バルトリ博士が登壇し、「戦時における平和の創造」というテーマでスピーチを行います。また30日(土)にはトーヤ博士は「ノーベル平和賞が核戦争を防げるか」というテーマに関するイベントでも登壇する予定となっています。
目次:
登壇者の紹介
ラーニングクラスターにて
まとめ
登壇者の紹介
アスラ・トーヤ博士(写真左)は、ノーベル委員会副会長を務め、国際関係を専門とするノルウェーの政治科学者、歴史家、コメンテーターであり、特にヨーロッパの問題に焦点を当てています。ノルウェーのノーベル研究所の研究ディレクターを務め、欧州連合の政治、外交政策、国際安全保障についての議論に大きく貢献してこられました。また、彼は様々な新聞や雑誌でコラムニストとして活躍し、その見識は主権、外交、欧州統合の将来など、幅広いテーマに及んでいます。
アンドレア・バルトリ博士(写真右)は、SUAが設立したグローバル問題研究機関(SIGS)の執行顧問およびSUAの理事会メンバーであり、現在はサン・エジディオ平和と対話のための財団の会長を務めています。 この財団は、ローマで設立され、現在は世界中のメンバーを持つサン・エジディオ共同体として知られるカトリック教徒の組織を代表しています。この組織は、世界中での社会奉仕と平和構築に取り組んでいます。 現在の役職に就く前は、バルトリ博士はセトンホール大学の外交と国際関係学部の学部長、およびジョージメイソン大学の紛争分析と解決の学部長を務めていました。
ラーニングクラスターにて
昨年、トーヤ博士は核兵器に関心を持つ学生たちが学ぶラーニングクラスターの際にSUAを訪れました。また、「ノーベル平和賞が世界平和に影響を与えるかどうか」というテーマで討論を主催しました。これらのセッションでは、SUAの学生たちはノーベル平和賞とそれが世界平和に与える可能性について熱心に質問し、意見交換を行うことができました。
そして今年の「幼稚園から高等学校にわたる世界市民教育」をテーマとするラーニングクラスターでは、第一週のクラスでバルトリ氏を招いて、学生たちはプレゼンテーションやディスカッションを行いました。また、バルトリ氏による「紛争解決、対話、平和への洞察」というテーマでのプレゼンテーションでは、学生たちは紛争が止まないこの世界でどのように対話を行い平和を実現するかを学ぶことができました。
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まとめ
今週末にかけて行われるイベント、「戦時における平和の創造」「平和賞が核戦争を防げるか」は多くの人が平和について理解を深めるきっかけとなるでしょう。トーヤ博士とバルトリ博士を再びSUAへお迎えすることになり、多くの学生がこの貴重な機会を楽しみにしています!
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