【DIGセミナーwith新宅健太郎さん】を振り返って

先日7月2日、アメリカ創価大学(SUA)を卒業し、ハーバード大学大学院に合格された新宅健太郎さんをお迎えし、当校で【DIGセミナー with 新宅健太郎さん 】をオンラインで開催いたしました。

新宅さんは、高校時代DIG internationalに通い、猛勉強の末にSUAの合格を勝ち取り、SUAでは少人数での授業やラーニングクラスター、カフェテリアでの人との対話など多くの機会を生かして学ばれていました。セミナーでは、SUAでの生活や思い出、SUAで一緒に時間を過ごした仲間、2023年の卒業式の様子など、写真や動画を交えて紹介してくださいました。卒業式では、新宅さんは卒業生代表スピーチを務め、自身のSUA受験での様々な困難を乗り越えた経験を語られ、さらに創立者賞を受賞されました。新宅さんは、学生や教授、カフェテリアの職員や警備員の方々まで、SUAにいる全ての人と繋がろうと積極的に行動していました。文化の違いを超越し、人との対話や関わりを大切にしている新宅さんの姿からは、私たち学生だけでなく多くの人が学ぶものがありました。

新宅さんがSUAを目指したのは、DIGでのニテシュ先生との出会いがきっかけだったと話されています。野球と木登りにしか興味なかった新宅さんは、ニテシュ先生との対話を通して、世界平和に貢献するリーダーになりたいとの思いを募らせ、生徒中心、対話中心の人間教育が行われるSUAに惹かれていったそうです。DIGでは、英語を学ぶだけでなく、英語で研究に取り組み、SUAに合格した後自分は何を達成したいのかを考えていたと話しています。

SUA合格後、新宅さんは、ニテシュ先生と一緒に取り組んだ研究を生かしラーニングクラスターでヨーロッパを訪問、パンデミックの影響で日本に帰国したのち仲間に働きかけてオンラインで青年サミットを開催されました。私も一人の学生としてこの青年サミットに参加し、世界中の学生とディスカッションを通して自分たちの思いや目標を共有する貴重な経験ができました。パンデミックという経験したことのない危機に直面しても、希望を持ち続け、更に人に希望を与えられるようなSUA生の姿を見て、自分ももっと頑張ろうと力が湧いたのを覚えています。

新宅さんは、大学院受験の際に方向性が見えなかった自分を、ニテシュ先生が励ましてくれたと語っており、DIGの講師と生徒には一生涯続く繋がりがあることに感謝していると話されました。新宅さんは、若者が繋がり、地球規模の課題解決のための行動力を起こす力をつけるための青年エンパワーメント教育を開発したいと、ハーバード大学大学院でさらに学びを深める決意を語ってくださいました。

最後に、新宅さんは学生に共有したいことを3点話されました。1.たくさんの夢を持つこと、2.毎日乗り越えてみせるという決意を持つ心のトレーニングをすること、3.人一倍努力すること。これらを実践され不可能を可能にした新宅さんの姿は、私たちの大きなモチベーションに繋がるのではないでしょうか。特に学生の方は自分の進路に悩み、目標が定まらなくて不安になる時がたくさんあると思います。そんな時に諦めるのではなく、自分の可能性を信じて、できることから挑戦してみるのはどうでしょうか?

DIG Internatinalは夢を叶えるために努力したい方そして努力している方を全力でサポートします。無料体験レッスンも実施しておりますので、ぜひご気軽にお問い合わせください!詳しくはこちら

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