目次:
TOEFLとは?
TOEFL iBTとは?
TOEFLスコアの目安
TOEFL Essentials
まとめ
TOEFLとは?
TOEFL(トーフル)とは、Test Of English as a Foreign Languageの略称で、英語を母語としない人が留学や移民などの際に必要な英語力を証明するための試験です。TOEFLではReading(読む)、Listening(聞く)、Speaking(話す)、Writing(書く)の4セクションがあり、それぞれの技能を測ることができます。また、TOEFLには、TOEFL iBT、TOEFL Essentials、TOEFL Primary, TOEFL Junior, TOEFL ITPといった様々な種類があります。
TOEFL iBTとは?
TOEFL Internet Based Testingの略称で、コンピュータ上で3時間〜3時間半の試験を受けます。読む、聞く、話す、書くの4セクションで時間と問題数が異なります。概要と試験の流れは以下のようになっています。
TOEFLは、各セクションは30点満点で、全体では120点満点です。160カ国以上の国の11,500を超える教育機関がTOEFLスコアを採用しています。合否が出るわけではなく、それぞれの大学や機関が設けているスコアの基準が存在します。MyBest scoresといって、過去2年間のテストの中で各セクションの最高点を組み合わせたスコアのシステムがあり、そのスコアを受け付けている大学や機関もあります。
また、TOEFL iBTにはHome Editionという種類があり、試験会場で受けるテストと同じものを家で受けることができます。しかし、一部Home Editionのスコアを受け付けていない大学もあるので、注意が必要です。
TOEFLスコアの目安って?
TOEFLを受けてみたいけれど、どのくらいの点数を目指せばいいのかわからない!という人もいると思います。日本でよく使われる「実用英語技能検定」とCEFRと比べたスコアを以下の表にまとめました!
この表はこちらを参照して作成しました。
TOEFL Essentialsとは?
TOEFL Essentialsは、2021年8月21日に開始された、新たな英語技能試験です。TOEFL iBTと同様、Reading, Listening, Speaking, Writingの4技能を測ることができます。TOEFLと異なる点も様々あります。
これらの違いから分かるように、TOEFL Essentialsの方がTOEFL iBTよりも手軽に受けられそうです。今後、TOEFL Essentialsのスコアを採用する教育機関が増えていく可能性が高いですね。
TOEFL PrimaryとTOEFL JuniorはTOEFL iBTに比べて、より若い年齢層(8歳〜)に向けたテストとなっています。また、TOEFL ITPはTOEFLの準備として使われる試験で難易度はTOEFLより低めですが、英語4技能を効果的に測定することができます。TOEFL iBTが個人受験であるのに対し、TOEFL ITPは団体向けのテストとなっています。
TOEFLについての更に詳しい情報はETSのオフィシャルウェブサイト、こちらからチェックできます!
まとめ
TOEFLは国際的に使われている英語4技能試験で、様々な種類があります。この記事では主に大学受験や留学の基準で使われるTOEFL iBTと新しく導入されたTOEFL Essentialsをご紹介しました。
TOEFLは英検よりも難易度が高いので、高得点を取るにはしっかりと対策を練ることが不可欠です。
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